人生は、『
旅の途中では、嫉妬や悪意で宝探しを邪魔されることも時にはありますが、それも宝探しの醍醐味。邪魔されてはじめて宝探しの妙味もあろうというもの・・・。また、宝探しには応援してくれる人が必ず現れてくることも世の常でしょう・・・
その御一人、奈良薬師寺元管長田好胤猊下の御弟子、大谷徹奘師を御紹介させていただきます。
妙見宮 山主 合掌
大谷徹奘師
〜自分で選んだ道なのに〜
私は高田好胤というお方との出会いがあり、“この人について行きたい”、それだけで東京の実家を出て、薬師寺の僧侶になりました。
両親・家族・友人に恵まれ、何の不自由もなく生活していた私の迷いは、実は師匠という「憧れ」を見つけた時に始まったのかもしれません。
お寺にお世話になって長い月日がたちましたが、今も日々迷いっぱなしです。
坊さんやってても迷います。その迷いを隠さず吐露することが、皆様方の人生の一助になればと願いつつ。
合掌
履 歴
昭和38年(1963年)4月16日、東京都江東区にある浄土宗の重願寺(じゅうがんじ)前住職の大谷旭雄(おおたにきょくゆう)の二男として生まれる。
芝学園高等学校在学中17歳の時、故・田好胤薬師寺住職に師事、薬師寺の僧侶となる。
龍谷大学文学部仏教学科卒業、同大学院修士課程修了。
1999年春から全国各地で「心を耕そう」をスローガンに法話行脚中。
2004年6月6日付けで、薬師寺東関東別院 水雲山 潮音寺(茨城県潮来市)副住職に就任。
2008年6月10日付けで、水郷いたこ大使に任命される。
奈良少年刑務所・大橋矯正管区篤志面接委員を務めている。
著書
愛蔵版「愛情説法」走る!(NHK出版)
「自分で選んだ道なのに」(イーストプレス刊)
「巡禮T・U」(イーストプレス刊)
「こころの薬」(イーストプレス刊)
日めくり
T「みんな迷いがあるんです」
U「あなたの笑顔が私のしあわせ」
V「よっぽどの縁があってのあなたと私」
X「ようこそ自分」
CD、カセットテープ
法話集@「縁」CD カセット (フルカウント製作)
どんな心を育てるか 〜法句経に学ぶ〜 CD
平成21年6月20日 當山 『聞法の夕べ』の一風景